地方の店舗ビジネスをトータルサポートします

売上を上げる魔法の言葉

  
no image
\ この記事を共有 /
売上を上げる魔法の言葉

こんにちは。
昨日は風邪が少し悪化したので、近くのドラッグストアで風邪薬を購入しました。
お薬専門の店員さんに勧められた薬を買ったのですが、一回飲んだら信じられないくらい楽になりました!

さてさて、今日はマーケティングの話です。

こんな実験結果があるそうです。
今ここに、とても急いでATMで現金をおろさないとならない人がいます。

しかし、そんな時に限ってATMの前に長蛇の列が・・

普段はそんな事はしませんが、今は緊急時なので前に並んでいる人に順番を譲ってもらえないかお願いすることにしました。

では、次の3つのうちどの言葉でお願いしたらより多くの人が順番を譲ってくれたでしょう?

①「すいません。順番替わってもらえませんか?」

②「すいません。順番替わってもらえませんか?急いでいるもので・・」

③「すいません。順番替わってもらえませんか?お金おろさないとならないので・・」

ちょっと考えてみてください。

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

答えは②です。
お願いされた94%の人が譲ってくれました。
「そりゃそうだろ」と思いますよね?

わざわざ声をかけてきて、「急いでいる」と言われたら替わってあげようかなと思う人が多いのは納得できます。

ところが、驚きなのが2位です。
2位は③でその確率は1位とほぼ変わらない93%!

もう一度冷静に③のセリフを見てみましょう。

「すいません。
順番替わってもらえませんか?
お金おろさないとならないので・・」

意味わからないですよね?
お金おろすから順番替わってってメチャクチャです。
並んでいる人はみんなそうなんですから(振込とかの人もいるでしょうが)。

これは、ある人間の心理が働いているようです。

それは、人は「理由」があれば納得する

ということです。

ポイントになるのは、「理由があること」が大切で「理由の中身」はあまり意味をなさないという所です。
先ほどの実験の例で言うと

①「すいません。順番替わってもらえませんか?」→お願いのみ

②「すいません。順番替わってもらえませんか?急いでいるもので・・」→お願いとその理由

③「すいません。順番替わってもらえませんか?お金おろさないとならないので・・」→お願いとその理由

ちなみに、①のお願いだけは60%の人が譲ってくれたそうです。
つまり、理由があると1.5倍の人がこちらの求める行動をとってくれるという事です。

この「〜ので」「〜のため」のような理由づけがとても重要だということが分かれば、自分のビジネスにも応用できます。

例えば・・

「この商品は半額です!」よりも「賞品入替のため在庫処分で半額です」の方が納得できるので購入される確率は上がるという事です。

商品の良さだけを売り込むのではなく、お客さんが安心して納得できる理由も付け加えましょう。
ぜひ一度、ご自身の商品やチラシ、ホームページを見直してみてください、意外と理由づけもなく売り込んでいるケースがありますよ!

ちなみに、私がドラッグストアで店員さんに勧められた薬を買ったのも「店員さんが勧めてくれたものだから」と自分の中で納得するためでもありました。

satoのストナプラスジェルEXを購入しました


風邪薬は種類が多すぎて、迷っちゃいますからね・・

それでは☆

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Copyright©デザイン23,2024All Rights Reserved.